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Apple Vision Proがコマースに与える影響とは?

2023/06/13

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

Apple Vision Proがコマースに与える影響とは?

6月5日Appleは開発者向けイベント「WWDC23」の中でARゴーグル「Apple Vision Pro」を発表しました。Apple Vision Proは、VRゴーグルとは異なり、現実空間にデジタルコンテンツを表示、コントロールできるデバイスです。
過去にはGoogle Glassやマイクロソフトのホロレンズ等のARゴーグルが発売されていますが、一般消費者の利用までは普及しておらず、Appleの本格参入が期待されていました。今回のApple Vision Proは、ARからVRへの切り替え、3D動画の撮影、3Dアバターによるface time通話等、従来のARゴーグルより実用的且つハイテクノロジーな機能が実装されており、iPhoneのような新しいイノベーションが生まれるか注目を浴びています。

このようなAR体験が普及した際に消費者のお買い物体験はどのように変わるのでしょうか?
先週Amazonは、EC事業者向けの3Dコンテンツ生成のHexaと提携を発表、画像を3Dモデルに変換、3Dモデルにより360°から商品を確認できる機能を実装していく予定です。このような商品の3Dモデル化とARゴーグルが組み合わさることで、家にいながら、あらゆる角度・実際の寸法で商品を見ながら買い物する時代もやってくるのではないでしょうか?

参考記事:https://netkeizai.com/articles/detail/8938

 

セブン-イレブン、加工食品の即日配送を翌日配送へ

セブンーイレブン・ジャパンは、今秋以降、全国の約2万1000店舗を対象に加工食品の配送を現在の即日配送から翌日配送へ遅らせることを発表しました。また、弁当も1日4回から3回へと配送回数を削減していくそうです。
運送ドライバーの労働時間に対する規制が強化される「2024年問題」を背景に配送にかかる負担の削減が狙いとなっています。

2024年問題に対しては、同じくコンビニ業界のローソンが弁当等の加工食品の配送回数削減を発表、先日は政府による送料無料の推奨や再配達減少のための財政支援の発表、サミット、マルエツ、ヤオコー、ライフコーポレーションの4社による共同配送の取り組み等各社が配送にかかる負荷軽減の施策を打ち出しています。

参考記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC19ARF0Z10C23A4000000/

 

アディダス、従業員向け学生ローン返済支援プログラムを提供

アディダスは、週30 時間以上勤務する従業員に対して、学生ローンの返済を支援する奨学金プログラムを開始することを発表しました。アディダスには、2022年末時点で全世界で約59,000人の従業員がおり、年間1,200USDの奨学金の提供により、教育ローンの支払いが約5年短縮できるそうです。

アメリカでは、学生ローンの返済が社会問題となっており、返済に苦しむ従業員の支援策を提供することで、離職防止・採用強化を図っていますが、労働人口が減少する日本においてもこのような従業員満足度を高め、離職防止・採用強化を図る施策はますます重要になってくると捉えています。
日本にも古くから従業員向けのローン制度やベネフィットワンのような福利厚生プログラムが存在しますが、特に労働人口が減少する小売・物流・接客等のブルーカラー層に対する福利厚生や離職防止・採用強化を図るソリューションが生まれてくると感じます。このような領域で起業に挑戦する方がいましたら、ぜひご連絡ください。

参考記事:https://www.retaildive.com/news/adidas-student-loan-debt-benefit-united-states-employees/652307/

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

実店舗ビジネス向けのRevenue-Based-Finance「Bonside」

実店舗ビジネス向けのRevenue-Based-Finance「Bonside」

設立年:2020年

国:米国

直近調達:5Mドル/23年6月/Seed/

累計調達金額:5Mドル

主要投資家:TMV, Floating Point, 81 Collection, Jacob Jaber

会社HP:https://bonside.com/

事業概要(2023年6月 調達時点):
・実店舗ビジネス向けのRevenue-Based-Finance
・toastやRestraunt365などの売上管理システムと連携し審査。最短1週間で資金調達可能
・資金使途は自由。担保や個人保証はない
・店舗は売上の1-3%を、予定金額に達するまで毎月返済
・資金源としては個人投資家を募っている(投資家条件有)
・投資家は毎月レベシェアが収入として入り、15-20%のIRRが期待可能
・これまで$2Mを5事業($25Mの年間売上)に対して資金提供
・現在、100の店舗事業者がパイプラインに、投資家も500アプライ、200人はオンボード済
・実店舗ビジネスの資金調達手段のメインストリームにしたい

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/06/07/bonside-growth-capital-brick-and-mortar-fintech/

 

美容・パーソナルケア領域のバイオテック「Debut」

美容・パーソナルケア領域のバイオテック「Debut」

設立年:2019年

国:米国

直近調達:34Mドル/23年6月/Series B/

累計調達金額:61Mドル

主要投資家:Material Impact, GS Futures, Better Ventures, Cantos, Cavallo Ventures

会社HP:http://debutbiotech.com

事業概要(2023年6月 調達時点):
・美容・パーソナルケア領域の成分発見・製品開発
・ロレアルのCVCをリードとし調達
・独自の「Bio2Consumer」で380万超の前臨床データのDB保有し、成分発見、無細胞バイオ発酵、臨床試験、ブランド作りなど多岐に渡るソリューションを提供
・高付加価値成分の製造から、従来成分の効率的、低環境負荷の製造等を可能にする
・バイオテック領域では、成分の発見、量産可能な製造体制の構築、製品ブランディングなどをバーティカル(かつスピーディーに)で横断的に行っている唯一の企業
・ロレアルとの連携によりグローバルでの商品提供を目指す

調達ニュース:https://beautymatter.com/articles/debut-raises-34-million-in-series-b-funding-led-by-loreal

 

過剰在庫と欠品を解消する在庫最適化AI「Onebeat」

過剰在庫と欠品を解消する在庫最適化AI「Onebeat」

設立年:2018年

国:イスラエル

直近調達:10Mドル/23年6月/Series B/

累計調達金額:15Mドル

主要投資家: Surround Ventures, J-Ventures, AnD Ventures, Magenta Venture Partners

会社HP:http://1beat.com/

事業概要(2023年6月 調達時点):
・過剰在庫と欠品を解消する在庫最適化AI
・Goldratt Consulting(SCMコンサル)からのスピンアウト
・店舗毎の適切な在庫をAIで予測。数千万を超えるロングテールの在庫予測も可能
・既存の在庫管理システムとも連携可能
・5.5万店舗、20億SKU、$11Bの在庫金額を管理
・導入効果は50%以上の在庫削減、平均40%以上の利益率改善など
・過去12ヶ月で顧客は倍に成長
・カルバンクライン、アメリカンイーグルなど26カ国、170以上の多様な小売業で導入

調達ニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000055533.html

 

New Commerce Venturesでは、コマース領域のスタートアップの支援、事業会社のオープンイノベション支援を行っています。資金調達やアイディアの壁打ち、オープンイノベーションのご相談は、info@newcommerce.venturesもしくは大久保・松山のTwitterまでご連絡ください。

 

 

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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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