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2023/06/20

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

Google、アパレルアイテム着用画像を自動生成へ

Googleは、生成AIの活用によりアパレルアイテムの着用画像の自動生成する機能を発表しました。この機能は、様々な人種・体型のモデルを選択すると、そのモデルが指定のアパレルアイテムを試着した画像を自動生成します。まずはGoogle ショッピングに掲載されているレディースアイテムを対象として開始、現在はH&M、Everlane等の複数ブランドで実装されています。

先日Googleは、CPG商品向けに雰囲気や背景イメージを指示するプロンプトを入力することで簡単にオリジナル商品画像を生成できる機能をリリースしましたが、CPG商品に比べアパレル商品の画像制作には、キャスティング・撮影・編集に多くリソースを費やしており、複数のバリエーションを準備することは大きな負担でした。この機能により負担軽減ができるだけでなく、多くのバリエーション掲載によるCVRの向上も期待されます。

アパレルアイテムの商品画像生成では、オランダのLalaland.aiがバーチャルモデルの生成〜着用画像の生成までを提供、AIMIRRがライブ映像にアパレルアイテムを合成することで、オンライン上で試着体験を提供するソリューションを提供しています。国内でも類似の動きが見られ、どのようにAIが活用されていくか、今後が楽しみです。

参考記事:https://techcrunch.com/2023/06/14/googles-new-generative-ai-lets-you-preview-clothes-on-different-models/

 

Amazon、フェイクレビュー防止・レビュー要約でAI活用へ

Amazonは、先週AIを活用した2つの取り組みを発表しました。一つ目は商品レビューを要約するAIの活用実験、二つ目はAIによるフェイクレビューの発見からブロックです。
レビュー要約では、顧客の製品対するポジティブなコメント、ネガティブなコメントの双方を収集した要約を生成、顧客レビューを基に AI が生成した旨の注釈が記載されるそうです。
フェイクレビューの発見では、昨年から運用を開始しており、2億件以上のフェイクレビューを発見、ブロックしているとのことです。

先日Amazonは、偽造品を販売する事業者を追跡、防止するための情報共有プラットフォームを開設しましたが、偽造品自体やフェイクレビューの削除に向けて、本格的に投資を始めているようです。

参考記事:https://www.businessinsider.com/amazon-testing-artificial-intelligence-ai-generated-product-review-feature-2023-6

 

LVMHイノベーションアワード、サーキュラーエコノミーをはじめ7社が表彰

LVMHイノベーションアワードは、設立5年以内、評価額1億ドル未満、従業員数50人未満の企業を対象にLVMHグループの抱える課題を解決するスタートアップを表彰するプログラムです。
2023年度は、「オムニチャネル&リテール」、「イマーシブデジタル体験」「サステナビリティ&グリーンテック」「従業員エクスペリエンス、ダイバーシティ&インクルージョン」「ブランド価値向上のためのイメージ&メディア」、「オペレーション・エクセレンス」「データ&AI」の7部門で表彰が行われました。
最優秀賞は、オムニチャネル & リテール 部門の受賞企業である「Save Your Wardrobe 」が受賞しました。Save Your Wardrobe 社は、購入後の衣料品のアフターケア・修理をオンライン・店舗の双方で管理できるソリューションです。アフターケア・修理を行う事業者を束ねて購入者が予約や受け取りをスムーズに行える体験を提供しています。これにより衣料品の寿命を1年以上延長させているそうです。

他部門の受賞企業は以下となっています。
1.イマーシブデジタル体験
Absolute Labs:NFTを活用したWeb3マーケティングプラットフォーム

2.サステナビリティ&グリーンテック
Woola:羊毛によるエコな気泡緩衝材

3.従業員エクスペリエンス、ダイバーシティ&インクルージョン
Neobrain:従業員のスキルを管理~可視化できるソリューション

4.ブランド価値向上のためのイメージ&メディア
VidMob:動画広告クリエイティブの制作プラットフォーム

5.オペレーション・エクセレンス
LivingPackets:複数回利用できるエコな梱包ボックス

6.データ&AI
ChatLabs:各種SNSでのチャットコマース管理ソリューション

参考記事:https://www.lvmh.com/news-documents/news/save-your-wardrobe-wins-2023-lvmh-innovation-award-grand-prize-at-viva-technology/

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

BtoBコマースの構築PF「Djust」

BtoBコマースの構築PF「Djust」

設立年:2020年

国:フランス

直近調達:13Mドル/23年6月/Series A/

累計調達金額:18Mドル

主要投資家:New Enterprise Associates, Elaia

会社HP:https://www.djust.io/

事業概要(2023年6月 調達時点):
・BtoBコマースの構築PF
・マケプレ構築のユニコーンMirakl(仏)の創業メンバーが起業
・Mirakl、shopify、Adobe commerce、Salesforce commerceと異なりBtoB取引に特化
・B2B EC、マーケットプレイス、受発注などB2Bに関わる多様な作業の管理ができる
・見積書や価格交渉、請求書管理、再注文、入札機能、製品カタログ管理、顧客管理などBtoBならではの機能が充実
・ERPなど既存システムと接続しワンストップの管理プラットフォームを構築可能
・小売・卸・メーカー・フランチャイズなどB2Bであればあらゆる産業に対応可能
・昨年は15社の大手顧客獲得によりMRRは2倍以上に成長
・EUを中心に拡大予定

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/06/11/djust-is-a-new-commerce-platform-focused-exclusively-on-b2b-transactions/

 

洋服のオンデマンド製造ロボットを開発「unspun」

洋服のオンデマンド製造ロボットを開発「unspun」

設立年:2017年

国:米国

直近調達:14Mドル/23年6月/Series A/

累計調達金額:27Mドル

主要投資家:National Science Foundation, Alumni Ventures, Eight Sleep, Lachy Groom, Climate Capital

会社HP:https://unspun.io

事業概要(2023年6月 調達時点):
・洋服のオンデマンド製造ロボットを開発
・「Vega」という3D裁縫ロボットを開発。糸から数分で製造可能。
・まずはパーソナライズジーンズから開始。他製品にも拡張予定
・Vega導入のmicro-factoryの普及により、廃棄在庫の削減、地産地消モデルの実現などCo2排出量低減が見込める
・大量消費、大量廃棄のもの作りから、必要なものを必要なタイミングで、のもの作りへの変革を目指す
・ミッションはCo2排出を1%削減すること

調達ニュース:https://news.commonshare.com/blog/unspun-raises-14-million-in-funding-to-advance-sustainable-3d-weaving-technology

 

B2B間の電子機器取引PF「Eze」

B2B間の電子機器取引PF「Eze」

設立年:2020年

国:米国

直近調達:4Mドル/23年6月/Seed/

累計調達金額:5Mドル

主要投資家:EVPI Investments, Jack Greco, Y Combinator, Right Side Capital Management, C2 Ventures

会社HP:https://www.ezewholesale.com/

事業概要(2023年6月 調達時点):
・B2B間の電子機器取引PF
・商材はスマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機など電子機器中心
・1000+の米国のセラーと50ヶ国以上のバイヤーをマッチング
・売買は板取引型を採用(指値的に希望購入(販売)価格を提示し待つか、成行的に既に提示されている価格ですぐに購入(販売)を選択可能)
・ezeが一度商品を確認し品質を評価(グレードは5段階)
・30日間保証であるが返品率は2%以内にとどまる
・相場価格の可視化、決済、物流などの支援を行う
・仕入れのためのファイナンスサービスも提供
・リリース3年で50万デバイスの販売実績あり
・中古スマホの市場は年率10%で成長していく

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/06/15/yc-backed-eze-raises-new-capital-for-its-secondhand-electronics-marketplace/

 

New Commerce Venturesでは、コマース領域のスタートアップの支援、事業会社のオープンイノベション支援を行っています。資金調達やアイディアの壁打ち、オープンイノベーションのご相談は、info@newcommerce.venturesもしくは大久保・松山のTwitterまでご連絡ください。

 

 

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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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