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2023/11/14

米国のD2C投資額がピーク時の1/50へ

2023/11/07

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

米国のD2C投資額がピーク時の1/50へ

Crunchbaseは、2023年の米国拠点のD2C 企業に対する投資額は1 億 3,300 万ドルとなり、2022年の投資額約10億ドルから約1/10に減少していることを発表しました。
コロナ禍の影響によりEC市場が急成長した2021年はD2C企業への投資額は約50億ドル、ピーク時の約1/50へ減少しています。

大きな要因としては、2021年はコロナによるEC化率の急上昇により、ThrasioやPerch、Heydayのようなロールアップ企業(小規模D2Cブランドを買収するアグリゲーター)の大型資金調達が相次ぎました。しかし、コロナの沈静化に伴い、EC化率は低下、ロールアップ企業も事業成長のための投資を抑制しなければならない状況となり、VC自体の投資も減少しました。
一方で、現在のEC化率はコロナ前の水準を大きく上回っており、オンラインとオフラインの販路で展開するブランドは順調に成長を続けています。この数年間が飛躍のための期間となることを願っています。

参考記事:https://news.crunchbase.com/fintech-ecommerce/direct-to-consumer-vc-funding-falls-2023/

 

アマゾンジャパン、軽乗用車による配送を解禁へ

アマゾンジャパンは、個人事業主ドライバーが荷物を配送する「Amazon Flexプログラム」で、軽乗用車による配送を解禁することを発表しました。
これまで配送業務が可能な車両は軽貨物車に限定されていましたが、昨年10月の国土交通省の貨物軽自動車運送事業に対する規制緩和に伴い、今回の取り組みが実現しました。

軽乗用車での配送に加え、配達の時間帯も2時間から4時間程度の勤務を選択できるようになっており、軽貨物車を持たない主婦や学生等を配送ギグワーカーとして活用、物流の2024年問題による人材不足の解消を目指すようです。

参考記事:https://diamond-rm.net/flash_news/470605/

 

オムニコムがリテールメディア広告管理のフライウィールを買収

世界第2位の広告会社代理店グループのオムニコムが、ECサイトをはじめとするリテールメディアへの広告管理システムを提供するフライウィールを買収することを発表しました。
フライウィールは、Amazon、Walmart、Alibabaなど400以上のデジタルプラットフォームに対する広告配信を管理できるCommerce Cloudを提供しており、オムニコムの顧客データ・行動データの組み合わせることで、最適な消費者に対して広告配信・リレーションシップ構築を図ることができると述べています。

リテールメディアの広告市場は2023年450億ドル(前年比 20% 増)に達すると予想されており、2027 年までに約 1,060 億ドルになると予測されています。
クッキー規制に対する打ち手の一つとして成長するリテールメディア、国内でも様々な広告プロダクトがリリースされそうです。

参考記事:https://www.pymnts.com/acquisitions/2023/omnicom-buys-flywheel-to-extend-ecommerce-retail-media-reach/

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

購買管理SaaS「Oro Labs」

購買管理SaaS「Oro Labs」

設立年:2020年

国:米国

直近調達:34Mドル/23年11月/Series B/

累計調達金額:59Mドル

主要投資家:Felicis, B Capital, XYZ Venture Capital, Norwest Venture Partners, Array Ventures

会社HP:http://orolabs.ai/

事業概要(2023年11月 調達時点):
・購買管理SaaSを提供
・請求書、PO発行、サプライヤー管理、リスク管理等一連の業務プロセスを可視化・管理可能
・既存システムと連携しスタンドアローン型ではなくワークフロー管理PFとして開発
・顧客数は年5倍に成長しARRは$1M-$10Mのレンジに到達。
・SAP Ariba出身のメンバーが創業。従業員は90名規模
・同領域にはLevelpath、Pivot、Pando、Zipなど多数のスタートアップが存在

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/11/01/procurement-management-software-startup-oro-labs-lands-34m-investment/

 

調理の全自動ロボット「Goodbytz」

調理の全自動ロボット「Goodbytz」

設立年:2021年

国:ドイツ

直近調達:13Mドル/23年10月/Series A/

累計調達金額:16Mドル

主要投資家:Oyster Bay, Block Gruppe

会社HP:https://goodbytz.com/

事業概要(2023年10月 調達時点):
・原料から完成品の自動調理ロボット
・原材料を入れておくとレシピに応じて調理
・スープ、パスタ、カレー、スクランブルエッグ、デザートなど多様な調理が可能
・全自動で150食/時間、3000食/日の調理が可能
・80%の人件費の削減。衛生面も強い
・生産食数に応じた課金体系(計画立てやすい)
・データ分析により顧客分析、利益計画、需要予測に活用可能

調達ニュース:https://tech.eu/2023/10/27/germany-s-goodbytz-raises-12m-robotic-kitchen-assistants/

 

AIを用いたチャットコマース「Connectly.ai」

AIを用いたチャットコマース「Connectly.ai」

設立年:2021年

国:米国

直近調達:8Mドル/23年9月/Series A/

累計調達金額:18Mドル

主要投資家:Canary, Unusual Ventures, Global Founders Capital, Marathon Venture Capital, RX Ventures

会社HP:https://www.connectly.ai

事業概要(2023年9月 調達時点):
・AIを用いたチャットコマース
・Sofia AIというAIコンシェルジュをEC事業者に提供
・リード獲得、リテンション対策、カスタマーサポートなどカスタマージャーニー全体を半自動化
・月$20から、no-codeで実装可能
・shopify、Salesforce連携、多言語対応、複数PF(Instagram、WHatsApp、SMS…)対応
・元Facebook,Google,Uber,NASAのベテランが創業

調達ニュース:https://finance.yahoo.com/news/connectly-raises-7-85-million-140000495.html

 

 

 

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2022年の海外・国内のコマース市場動向、資金調達・IPO・M&A動向、2023年の注目トレンドをまとめたレポート

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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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