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AmazonがネットスーパーOcadoを買収か!?

2023/07/04

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

AmazonがネットスーパーOcadoを買収か?

先日英国のネットスーパー大手Ocadoの買収を検討している企業の1社としてAmazonの名前が報じられました。
Ocadoは、CFC(Centerlized Fulfillment Center)と呼ばれる自動化した巨大倉庫とスポークと呼ばれる中継拠点による独自の物流ネットワークを構築、注文から配送のオペレーションを自動化することで、都市圏を中心に効率的なネットスーパーを提供してきました。2000年の設立以降、オペレーションの効率化を進め、2010年にロンドン市場へ上場しています。

Ocadoは、子会社Ocado Solutionsを通じて、自社開発の自動倉庫技術を米国のKrogerや日本のイオングループなど各国を代表するスーパーチェーンに提供しています。先日はShopifyが2019年に買収した倉庫向けの自律走行ロボットを開発する6 River Systemsを買収、自動倉庫技術の強化を図っています。
Amazonによる買収の真偽の程は定かではありませんが、既に多くの大手スーパーへ自動倉庫技術を提供しているOcadoとAmazon Roboticsの融合により、自動倉庫技術のさらなる強化、その技術の外販へ拡大する可能性はあるのではないでしょうか?

参考記事:https://www.cnbc.com/2023/06/22/ocado-shares-jump-more-than-40percent-on-speculation-of-amazon-takeover.html

 

Shopify、エンタメ業界向けコマース支援プログラムを開始

Shopifyは、国内のエンタメ業界の企業向けにコマースを起点としたDX支援プログラム「Shopify Entertainment Program」の提供を開始したと発表しました。
このプログラムは、エンタメ業界のコマースビジネスに実績のあるパートナー企業がこれまでのノウハウやサービスを活かして、エンタメ業界の商品やデジタルコンテンツの企画・販売から、ファンエンゲージメント、注文管理、配送までをトータルサポートするソリューションを提供するそうです。

特にYouTubeやTikTokとの連携機能やNFT等のエンタメ業界と親和性の高いソリューションを通じて、IPやインフルエンサーを活用したコマースを支援していくとのことで、IP物販・デジコン販売でのクライアント獲得を強化していくようです。

参考記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000034630.html

 

家具・インテリア業界のサーキュラーエコノミーを推進、新たな業界団体設立

飛驒産業株式会社、カリモク家具株式会社、株式会社アクタス、フランスベッド株式会社等の家具メーカー16社、販売10社、物流会社など9社の計35社により、家具のリユース・リサイクル・環境対策を目指す業界団体「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会」が設立されました。
協議会内には4つのワーキンググループがあり、環境負荷の少ないサプライチェーンの構築とサーキュラーエコノミーの実現を目指していくそうです。

リソーシング:家具産業での資源循環のループを繋ぐ体制と再資源化促進への研究開発
長期愛用・リニュー:家具の長期耐用性を向上する修理メンテナンスも含めた仕組の構築
Zeroカーボン:2050年実質ゼロカーボンへ向けた研究開発と取組み推進
再生デザイン:環境性能評価の研究による環境にやさしい家具開発の推進

6月からは既にスプリングマットレス回収の実証実験も開始しているそうで、共同での不要家具の回収、分別・解体、マテリアルリサイクルの効率化を目指していくそうです。

参考記事:https://www.commercepick.com/archives/37412

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

EC業務効率化iPaaS「Parabola」

EC業務効率化iPaaS「Parabola」

設立年:2017年

国:米国

直近調達:24Mドル/23年6月/Series B/

累計調達金額:35Mドル

主要投資家:Matthew Hertz, Sarah Scharf, Thrive Capital, Elad Gil, Matrix Partners

会社HP:https://www.parabola.io

事業概要(2023年6月 調達時点):
・EC関連バックオフィス業務の効率化・自動化SaaS(iPaaS)
・PDF・テキスト・画像、各ツールのAPIなど50超のシステムを統合しドラッグアンドドロップでワークフローの作成が可能
・顧客はSonos、FlexportなどのEC・小売り・CPG・物流関連の企業中心の500社超
・現在30名で調達資金は開発、及び、新たな産業への進出に投資
・本ラウンドでflexport、Harry’s,Allbirdsなどの創業者が参画

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/06/28/parabola-workflow-automation-startup/

 

ブランド向けクリエイティブ生成AI「Typeface」

ブランド向けクリエイティブ生成AI「Typeface」

設立年:2022年

国:米国

直近調達:100Mドル/23年6月/Series B/

累計調達金額:165Mドル

主要投資家:Google Ventures, Madrona, Lightspeed Venture Partners, Salesforce Ventures, Menlo Ventures

会社HP:https://www.typeface.ai

事業概要(2023年6月 調達時点):
・ブランド向けクリエイティブ生成AI
・「30代女性向けのりんごジュースのブログを書いて」などの指示で画像・テキストを生成
・ユースケースはブログ・instagramAd・採用ページ・LP作成など多岐
・ブランド固有のテイストの反映やデータの安全性・ガバナンスの高さが特徴で大企業にフォーカス
・マーケテイング×生成AIだけでもMovio, Copysmith, Copy.ai, Sellscale, Jasper, Omneky,Regie.aiなど競合ひしめく
・Adobeの元CTOにより創業
・今回の調達でユニコーン($1B)に

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/06/29/typeface-which-is-building-generative-ai-for-brands-raises-100m-at-a-1b-valuation/

 

EC事業者向けone-stop支援事業「Cart.com」

EC事業者向けone-stop支援事業「Cart.com」

設立年:2020年

国:米国

直近調達:60Mドル/23年6月/Series C/

累計調達金額:443Mドル

主要投資家:Gaingels, Visa, Clearco, JP Morgan, PayPal Ventures

会社HP:https://www.cart.com

事業概要(2023年6月 調達時点):
・EC事業者向けone-stop支援事業
・「Fulfillment&Logistics」「Commerce Software」「Commerce Service」と3ラインで幅広い業務支援を行う
・過去7社のEC支援会社買収により機能強化
・22年売上はYOY6倍、GMVは2倍($5B)
・顧客数は6000ブランドに到達
・今回の調達でユニコーン($1.2B)に

調達ニュース:https://thepaypers.com/payments-general/cartcom-raises-usd-60-mln-in-series-c-funding–1263198

 

New Commerce Venturesでは、コマース領域のスタートアップの支援、事業会社のオープンイノベション支援を行っています。資金調達やアイディアの壁打ち、オープンイノベーションのご相談は、info@newcommerce.venturesもしくは大久保・松山のTwitterまでご連絡ください。

 

 

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このような事業者様のお声をよくお伺いします。そこで今回は、事業フェーズごとに必要な事業資金活用の課題整理から法人カードの利用方法まで、そして、投資強化時の新たな資金繰り手法について事例を交えながら、ご紹介します。

主に以下 トピックに「ピンときた方」は、是非ご参加ください。
・クレジットカードの本源的な価値とは?~キーワードは「信用」、売り手・買い手の視点~
・スタートアップ企業が抱える、支払い・回収サイド視点からの悩みと対応策は?
・Eコマースでの事例紹介
・キャッシュフローをスムーズにして成長曲線を上げる新たな手法とは?

講師は、三菱UFJニコスでグループ顧客のキャッシュレス基盤の強化を推進する執行役員 兼 MUFG協働推進部長 水谷氏と広告費の後払い・分割サービス「ADYELL」を提供する株式会社バンカブルの代表取締役 高瀬氏です。

みなさまのご参加お待ちしております。

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開催概要
日時:2023年7月5日(水) 11:00-12:00
会場:オンライン(Zoom)
費用:無料
共催:株式会社バンカブル、三菱UFJニコス株式会社
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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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