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SHEIN、900億ドルでIPO準備へ

2023/11/14

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

Amazon、プライム会員向けの医療サービスを提供開始

Amazonは、プライム会員向けに月額9ドルでOne Mediacalの医療サービスの提供を開始しました。
One Medicalは、オンラインでの医療相談や病院の診断予約が可能なサービスを提供しており、昨年Amazonが買収しました。

One Medicalは、通常年間199ドルで提供されていますが、プライム会員は年間99ドルで購入できるようになり、割安でサービスを享受できるようになります。
Amazonは、医師や看護師による遠隔医療サービスを提供するAmazon Careやオンラインで処方薬を注文できるサービスAmazon Pharmacyをすでに提供しており、One Medicalのサービスと連携して会員メリットの強化と各種医療サービスの利用による収益増加を図っていくと予想されます。

参考記事:https://www.forbes.com/sites/saibala/2023/11/08/amazon-announces-new-benefit-for-prime-members-primary-care-services-for-9-per-month/?sh=520c141b7aca

 

SHEIN、900億ドルで上場準備へ

低価格アパレルECのSHEINは、最大900億ドルの時価総額での米国市場でのIPO準備を進めている旨を明らかにしました。(前回ラウンドの評価額は約600億ドル)
今年6月にロイターは、SHEINがニューヨーク市場でのIPOを米証券取引委員会(SEC)に非公開で申請したと報道しましたが、SHEINは否定していました。

SHEINの上場に対しては、米国内で反対の声があり、米国議員団はSECに対してSHEINの新疆ウイグル自治区での強制労働が行われていないこが証明されるまではIPOを認めないよう働きかけていました。今回SHEINはIPO準備を正式に認めており、これらの問題の解決が見えてきたのかもしれません。

参考記事:https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-11-07/shein-targets-up-to-90-billion-valuation-in-us-ipo-sources-say

 

国交省、高速道路に物流用レーンの設置を検討へ

国土交通省は、高速道路の中央分離帯を利用した物流専用レーンにより輸送の効率化を支援する検討を開始しました。
この取り組みでは、都市を結ぶ主要区間の中央分離帯や路肩を整備、自動運転カートでの荷物の運搬や道路上での荷物の積替などが検討されるそうで、近く有識者会議を開催、実証実験などを経て10年後を目処に実現を目指すとのことです。

運送ドライバーの労働時間規制に起因する2024年問題により運送ドライバー不足が深刻化する中で、政府は再配達の減少施策や高速道路での速度上限引き上げ等のパッケージを議論していますが、労働人口減少という社会トレンドに対する長期的な施策として、どのような対策が講じられるか今後に注目したいです。

参考記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA25BJ70V21C23A0000000/

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

B2Bビジネスのリベート管理SaaS「Enable」

B2Bビジネスのリベート管理SaaS「Enable」

設立年:2016年

国:米国

直近調達:120Mドル/23年11月/Series D/

累計調達金額:276Mドル

主要投資家:Alumni Ventures, Gaingels, Insight Partners, Sierra Ventures, Lightspeed Venture Partners

会社HP:http://enable.com

事業概要(2023年11月 調達時点):
・B2Bビジネスのリベート管理SaaSを提供
・リベートは通常取引先の成果(売上や紹介数など)に応じて支払われるが、そのトラッキングが困難という課題が存在
・メーカー・商社・小売が横断で成果を管理できるダッシュボードを提供
・導入により月40時間の削減、400%のROIを実現
・水道管、建設資材、電気工事、自動車パーツなどの業界での事例が豊富
・1万以上の企業がユーザー。従業員は550
・4年続けて毎年倍以上の成長
・今回プレ$1Bでユニコーンに

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/11/07/enable-a-platform-for-managing-b2b-rebates-is-now-worth-1b/

 

フードデリバリーサービス「Wonder」

フードデリバリーサービス「Wonder」

設立年:2018年

国:米国

直近調達:100Mドル/23年11月/Corporate Round/

累計調達金額:950Mドル

主要投資家:General Catalyst, Google Ventures, Bain Capital Ventures, New Enterprise Associates, Accel

会社HP:http://www.wonder.com

事業概要(2023年11月 調達時点):
・フードデリバリーサービス
・有名店/シェフの味を楽しめるのが特徴(権利を取得)
・デリバリー/テイクアウト中心の店舗を拡大する戦略
・創業初期の「移動するキッチンカーで調理・配達する方式」は撤退
・ネスレから調達。ハイテク調理設備/材料をホテル、病院等に卸す連携
・23年秋にはブルーエプロンを$103Mで買収。食のスーパーアプリを目指す
・代表はJet.com創業者、後WalmartEC部門ヘッドとして知られるMARC LORE氏

調達ニュース:https://www.cnbc.com/2023/11/07/wonder-group-food-delivery-startup-gets-100-million-nestle-investment.html

 

バーチャル試着サービス「Zelig Technology」

バーチャル試着サービス「Zelig Technology」

設立年:2021年

国:米国

直近調達:15Mドル/23年11月/Series A/

累計調達金額:15Mドル

主要投資家:Bezikian Zareh, Hilco Global

会社HP:https://www.zelig.com

事業概要(2023年11月 調達時点):
・バーチャル試着サービス
・ユーザーは40超の候補から自分に近いモデルを選択し試着体験可能
・今後、自分の写真のアップロード対応や、普段来ている洋服の登録も可能に
・ラグジュアリーブランドを中心とした品揃えを見込む
・バーチャル試着により返品率削減、CVR向上が見込める
・バーチャル試着領域は大手(Walmart,Google、Amazon等)、スタートアップ(Dia&Co、AIMIRR、Revery.ai等)共に活況
・プレ$100Mで調達

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/11/06/luxury-clothing-virtual-try-on-100m-valuation-e-commerce/

 

 

 

起業アイディア・資金調達の相談ができるオフィスアワー開催中‼︎

New Commerce Venturesでは、起業アイディアのブラッシュアップや資金調達、オープンイノベーション等の相談ができるオンラインオフィスアワーを開催しています!1枠30分で以下フォームから予約可能です。まだアイディアが固まっていないというタイミングでもカジュアルにご相談ください!

大久保洸平(毎週木曜日10-13時)
https://calendar.app.google/hNRASRJB2PDGEhZJ7

松山馨太(毎週火曜日10-13時)
https://calendar.app.google/GnScPtUt2quTSLGp6

皆様のご相談お待ちしています!

 

▼コマース領域の各種レポート

New Commerce Venturesでは、コマース領域の注目企業やトレンド等のレポートを定期的に発行しています。

Commerce Market Trend 2022
2022年の海外・国内のコマース市場動向、資金調達・IPO・M&A動向、2023年の注目トレンドをまとめたレポート

Commerce Startup Funding 2022
2022年に資金調達したコマース領域の海外注目企業を紹介するレポート

 

 

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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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