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コマース・リテール領域の海外スタートアップ100選(Retail Tech 100まとめ)
2023/08/14
TikTok Shopが新たな物流サービスを開始
2023/08/22

自動配送ロボットServe Roboticsが上場へ

2023/08/15

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

TapestryによるCapri買収、世界第4位の高級ブランドグループ誕生へ

コーチ、ケイト・スペード、スチュアート・ワイツマンを有するTapestryは、ヴェルサーチ、ジミー・チュウ、マイケル・コースを有するCapriを約85億USDで買収すると発表しました。

2022年度のラグジュアリーブランド各社の売上高は以下状況となっています。

LVMH:791.8億ユーロ(約12.5兆円)
ケリング:203.5億ユーロ(約3.2兆円)
リシュモン:199.5億ユーロ(約3.1兆円)
エルメス:116.0億ユーロ(約1.8兆円)

TapestryとCapriの6ブランドの昨年の合計売上は120億USD(約1.7兆円)、LVMH、ケリング、リシュモンに次ぐ世界4位の高級ブランドグループとなり、高級品市場の5.1%のシェアを占めるそうです。

参考記事:https://www.retaildive.com/news/tapestry-buys-capri-luxury-michael-kors-versace-billions/690496/

 

Amazon、Prime会員費を値上げへ

AmazonはPrime会員費の値上げを発表しました。年額プランは4900円から5900円へ、月額プランは500円から600円への値上げとなり、Prime会員費の値上げは4年ぶり2回目となるそうです。
現在の各国のPrime会員費と比較すると、日本の会員費はまだ低い水準にあります。

米国:139ドル(約2万円)
英国:95ポンド(約1.7万円)
ドイツ:89.9ユーロ(約1.4万円)
日本:5900円

米国では、AmazonはAmazon以外のサイトでもPrime会員特典(無料で即日配送)を利用できる「Buy with Prime」を提供しています。ECサイトは「Buy with. Prime」の導入により、CVRが平均25%向上する結果となっており、Prime加入による消費者側のメリットも向上してい流と考えられます。
米国におけるAmazonのEC市場シェアは約40%を占め、楽天をはじめ複数ECモールが存在する日本とは競争環境が異なりますが、日本でPrime会員というカードをどのように使ってくるのか、今後の戦略に注目です。

参考記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC061ES0W3A800C2000000/

 

自動配送ロボットServe Roboticsが上場へ

自動配送ロボットを開発するServe RoboticsのSPAC上場が発表されました。Serve Roboticsは、Uberが2020年に買収したデリバリー企業Postmatesのロボット部門がスピンアウトした企業で、2020年よりラストワンマイルの自律走行型の配送ロボットとして商用利用を開始しています。
今年5月からは、Uber Eatsの配送に2000台の導入が決定しています。消費者は、UberEatsで注文をするとロボット配達を選択でき、ロボットが飲食店から自宅まで歩道を自律走行で移動、自宅に到着後にパスコードを入力して、ロボットの荷物ボックスを開けて、食品を取り出すことができる仕組みとなっています。
一方で歩行者がロボットを妨害したり、食品を盗もうとする事件も起きており、移動だけでなく、このような問題への対策も求められているようです。

日本では、2023年4月に改正道路交通法が施行され、一定の大きさや構造の要件を満たす自動配送ロボットは、届出制のもとで公道を走行できるようになっています。ラストワンマイルの人材不足を補う存在として、今後のロボット活用に期待したいです。

参考記事:https://techcrunch.com/2023/08/10/uber-nvidia-backed-delivery-robot-startup-serve-robotics-to-go-public/

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

体験特化型ショート動画SNS「Atmosfy」

体験特化型ショート動画SNS「Atmosfy」

設立年:2021年

国:米国

直近調達:12Mドル/23年8月/Seed/

累計調達金額:12Mドル

主要投資家:Gaingels, Village Global, Redpoint, Industry Ventures, Canaan Partners

会社HP:https://atmosfy.io

事業概要(2023年8月 調達時点):
・体験特化型ショート動画SNS
・YelpとTiktokが融合したようなUX
・レストラン、観光ツアー、ナイトライフ、イベント等多様な体験動画
・場所情報と紐づいており、地図から近くのホットスポットが検索可能
・150ヶ国、1万都市、100万箇所、1000万動画のコンテンツ量

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/08/09/atmosfy-an-app-that-helps-you-discover-local-businesses-through-short-from-video-raises-12m/

 

ブランド向けUGCコンテンツ発掘PF「Catch+Release」

ブランド向けUGCコンテンツ発掘PF「Catch+Release」

設立年:2014年

国:米国

直近調達:9Mドル/23年8月/Series A/

累計調達金額:32Mドル

主要投資家:Stagwell, Accel, SVA, HarbourVest Partners, 35V

会社HP:http://catchandrelease.com

事業概要(2023年8月 調達時点):
・ブランド向けUGCコンテンツ発掘PF
・ライセンス管理の徹底による法的安全性が特徴
・ブランドはコンテンツに写っている人数、ブランド数、シーンなど詳細検索が可能
・気になるコンテンツ発見時はcatch+releaseがクリエイターに連絡・交渉
・ブランドは1コンテンツの許諾申請代行で$275、別途ライセンス料を払う
・クリエイターは各種SNSをcatch+releaseに連携することでブランドにアピール可能
・これまで$20Mのライセンスフィーがクリエイターに支払われた

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/08/08/catchrelease-raises-8m-to-help-brands-discover-and-license-user-generated-conten

 

ブランド向け2次流通事業参入支援「Trove」

ブランド向け2次流通事業参入支援「Trove」

設立年:2012年

国:米国

直近調達:30Mドル/23年8月/Series E/

累計調達金額:153Mドル

主要投資家:Bank of Montreal, Elemental Excelerator, Wellington Management, Commerce Ventures, G2 Venture Partners

会社HP:https://trove.com

事業概要(2023年8月 調達時点):
・ブランド向け2次流通事業参入支援
・ブランドの自社2次流通PFの運営代行
・中古品の下取り、保管、修繕、値付け、出品、サイト運営などを一括受託
・売却したユーザーにはブランドギフト券を増やしロイヤルカスタマー化を促す
・REI、パタゴニア、lululemonなど大手ブランドも顧客でマーケットリーダー
・下取り対応の店舗、再販拠点となる施設の強化を行っていく
・Archive、Recurate、The Renewal Workshopなど多様なプレイヤーが存在

調達ニュース:https://www.retaildive.com/news/trove-30-million-series-e-funding/690619/

 

 

 

起業アイディア・資金調達の相談ができるオフィスアワー開催中‼︎

New Commerce Venturesでは、起業アイディアのブラッシュアップや資金調達、オープンイノベーション等の相談ができるオンラインオフィスアワーを開催しています!1枠30分で以下フォームから予約可能です。まだアイディアが固まっていないというタイミングでもカジュアルにご相談ください!

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松山馨太(毎週火曜日10-13時)
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皆様のご相談お待ちしています!

 

▼コマース領域の各種レポート

New Commerce Venturesでは、コマース領域の注目企業やトレンド等のレポートを定期的に発行しています。

Commerce Market Trend 2022
2022年の海外・国内のコマース市場動向、資金調達・IPO・M&A動向、2023年の注目トレンドをまとめたレポート

Commerce Startup Funding 2022
2022年に資金調達したコマース領域の海外注目企業を紹介するレポート

 

 

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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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