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2024/09/10
AIエージェントから生まれるコマース領域の新たなマーケットプレイス
2024/09/25

バーティカル領域×AI 『AIエージェント#2』商品調達・チャットコマース・M&A仲介のAIエージェント ほか2社

2024/09/19

こんにちわ!New Commerce Ventures大久保です。
直近気になった成長しているコマーススタートアップについて5つpickしてご紹介します!
簡単にはなりますがpickした背景と会社概要をお話します。

1社目は商品調達AIエージェントのCavelaです。
大企業のように十分な人員がいない企業でも、AIエージェントを用いることで大企業と同様の調達を実現できるようにするというコンセプトのサービスです。過去ブログではAmazonクオリティの民主化として、フルフィルメントサービス(FBAの民主化)や1クリック決済(amazonの1クリック決済の民主化)を紹介してきましたが、AIエージェントも、大企業しか享受することができなかったサービスクオリティの民主化という切り口で様々な事業がでてきている印象です。

商品調達のAIエージェント「Cavela」

設立年:2023年
国:米国
直近調達:2Mドル/24年9月/Venture – Series Unknown/
累計調達金額:2Mドル
主要投資家:XYZ Venture Capital, Go Global Ventures, Propel Ventures
会社HP:https://www.cavela.com/

事業概要:
・商品調達のAIエージェントを中小のEC企業に提供
・AI活用により最適なサプライヤーを利用できコストは平均37%削減
・サプライヤーとのやり取りもAIによる自動化で100分の1の時間に(複数相手との同時交渉もAIが代行)
・テキスト・画像等でAIと相談しながら製品の要件定義(要件漏れも防げる)を行う
・要件を元に世界中のサプライヤーから見積もりを収集し最適なサプライヤーを選択する流れ(翻訳、交渉等もAIが自動化)
・GAFA等のテクノロジーとPrimark等のメーカーの経験者等で創業

調達ニュース(2024年9月 調達時点)
https://aimresearch.co/market-industry/how-this-startup-raised-2-million-without-a-pitch-deck-and-is-quietly-disrupting-global-product-sourcing

2社目はチャットコマース×AIのConnectly.aiです。
チャットというコミュニケーションのフォーマットはAIとも相性が良く楽しみな領域です。今後、音声コマース等が普及していきマルチモーダル×コマース時代においてもチャットコマースで蓄積していくデータは有用になりそうです。また顧客データの統合管理をしていく文脈においてもマルチチャネルで顧客接点を構築できるチャットコマースの重要性は高まっていきそうです!

チャットコマースのAIエージェント「Connectly.ai」

設立年:2020年
国:米国
直近調達:20Mドル/24年9月/Series B/
累計調達金額:38Mドル
主要投資家:Philippos Kourkoulos Latsis, Alibaba Group, Global Founders Capital, Unusual Ventures, Canary
会社HP:https://www.connectly.ai

事業概要:
・チャットコマースのAIエージェント
・ノーコードで簡単実装できる双方向型コミュニケーションのチャットAI“Sofia AI”を提供
・WhatsApp、Instagram DM、SMS、web上チャットボット等で作動
・会話の中での商品レコメンド、オムニチャネル対応でのCRMが可能(カート落ちしている人にクーポン発行するなど)
・24/7対応、顧客エンゲージメント+87%、ROI8.1倍が特徴
・有料顧客が300社。売上も2024年はYOY2倍成長、売上$7Mに到達する見込み
・従業員は年内80人規模に
・本ラウンドはアリババがリード投資(約$100Mの時価総額)
・チャットコマース領域はAttentive, Twilio, Infobip, Bird, Take Blip, Yaloなど競合が多数

調達ニュース(2024年9月 調達時点)
https://techcrunch.com/2024/09/11/alibaba-backed-connectly-taps-ai-to-personalize-customer-messages/

3社目はAI活用のM&A仲介業者のOffDealです。
こちらも1社目同様「大企業クオリティのサービス享受の民主化」文脈の企業です。通常ゴールドマン・サックスのような大手投資銀行は小規模案件には関与できませんが、同等のサービスを提供したいというコンセプトで元投資銀行の人が創業した会社となっています。AIプロダクトはあくまで自社内での業務効率化の利用に留め、対人関係を重視する切り口です。AI武装した実業×ホワイトカラー領域は色々な切り口でありそうですね!

AI活用のM&A仲介事業「OffDeal」

設立年:2023年
国:米国
直近調達:5Mドル/24年5月/Seed/
累計調達金額:5Mドル
主要投資家:Y Combinator, Radical Ventures, Centre Street Partners, Rebel Fund
会社HP:https://offdeal.io

事業概要:
・AIエージェント活用のM&A仲介事業
・投資銀行に多額のfeeを払えない中小企業がターゲット
・売り手/買い手双方に対してサービスを提供(顧客はプロダクトを使わず、あくまで自社内の業務効率化のためにAIを活用)
・DBには過去のM&Aの取引データや様々な企業データ(200万に及ぶSMB企業)を収集
・ソーシングからマッチング、ピッチデック作成、DDなど各工程でAIを実装することにより業務効率化。通常1年近くかかるディールを半年で行う。
・売り手は自社webサイト、売上、従業員等を提示すると最適な買い手の紹介を受ける。事業親和性の高い企業とのマッチングにより+20%のプレミアがつく事例も
・マネタイズは一般的なM&A仲介と同様5-10%の成功報酬
・9の機関投資家が契約中で250社がウェイティングリスト
・投資銀行出身者とMetaのエンジニアで創業
・AIエージェント活用は法務領域ではHarvey AI、コンプライアンス領域ではSedricなど多様な業界で活況

調達ニュース(2024年5月 調達時点)
https://techcrunch.com/2024/09/12/offdeal-wants-to-help-small-businesses-find-big-exits-with-ai-agents/

4社目はAIエージェントの運用効率化PF Agency AIです。
この企業は直接的にコマース企業ではないです..が、AIエージェント関連が多くなっていたのでご紹介です。AIエージェントが社員のように社内で働くようになったときに、それぞれのAIエージェントの人事評価(?)のようなものが必要になってくると思われ、それに相当する切り口のサービスとなっております。ゴールドラッシュ時につるはし事業の匂いがする事業で面白いです!

AIエージェントの運用効率化PF「Agency AI」

設立年:2023年
国:米国
直近調達:3Mドル/24年8月/Pre-Seed/
累計調達金額:3Mドル
主要投資家:Afore Capital, 645 Ventures
会社HP:https://agen.cy

事業概要:
・AIエージェントの運用効率化支援
・AIエージェントの構築、テスト、デバッグ、パフォーマンスのモニタリング・分析、コスト最適化が可能なプラットフォームを提供
・AutoGen、crewAI、AutoGPT主要フレームワークと連携済
・400以上の実用AIエージェントも提供。プロダクト提供に加え導入コンサルも実施。
・マネタイズはフリーミアムモデル
・元々自社でのAI開発のデバック用ソフトウェアだったが、今では数千のチームに利用される規模に

調達ニュース(2024年8月 調達時点)
https://techcrunch.com/2024/08/28/san-franciscos-ai-hackathons-agency-lets-you-see-what-your-ai-agents-do/

5社目は食品特化型リテールメディアのChicoryです。
リテールメディア市場はいろいろな観点で注目を集めていますが、カテゴリーを特化することで、ユーザー・メディア・メーカー/小売のコンテンツの網羅性の高さ、ユーザーデータの豊富さを追求していき、3者にとって選ばれる理由を構築していくというのは、一つのパターンとしてありそうです!

食品特化型リテールメディア「Chicory」

設立年:2013年
国:米国
直近調達:NA/24年9月/Private Equity/
累計調達金額:NA
主要投資家:Gaingels, Alpaca VC, (ERA) Entrepreneurs Roundtable Accelerator, SEVA, Kernel Capital
会社HP:http://www.chicory.co

事業概要:
・食品領域に特化したリテールメディアネットワーク
・料理レシピに連動した材料・原料の商品広告が出稿可能なアドネットワーク
・例)トマトスパゲッティのレシピに対して、トマト缶のメーカーや小売店への遷移モジュールが表示される
・媒体側は5200のレシピサイト・ブログと連携、月間1.2億人のユーザーにリーチ可能
・レシピからリテールサイト(walmartやインスタカートなど70リテールと連携)やメーカーサイトへ誘導可能。シームレスにカートに商品追加も可能。
・広告フォーマットは商品詳細や商品ポートフォリオ、ブランドストーリーなど色々な形式で出力可能

調達ニュース(2024年9月 調達時点)
https://www.finsmes.com/2024/09/chicory-receives-growth-investment-from-seva.html

お読みいただき有難うございました!今回ご紹介したCavela、Connectly.ai、OffDeal、Agency AI、Chicoryのような事業を検討されている方いらしゃればぜひDMかオフィスアワー等でお気軽にご連絡ください!

▼X
https://twitter.com/Koheei_Okubo

▼オフィスアワー(毎週木曜10-13時)
https://calendar.app.google/R5LuTNj7p5vPSL3W7

▼2023年に資金調達したコマース領域の海外成長企業を紹介するレポート
https://newcommerce.ventures/news/1354/

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大久保洸平
大久保洸平
一般社団法人日本オムニチャネル協会監事。 東京工業大学大学院(技術経営専攻)卒業後、ヤフー株式会社に入社。Yahoo!ショッピングにて、出店企業へのコンサル営業、サービスEC事業立上げ、広告企画の業務に従事。またCSO(Chief Strategy Officer)室にて調査業務も担当。2017年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画。コマース領域を中心としたスタートアップ支援に注力。2022年にNew Commerce Venturesを設立。

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