cropped-NCV_PNG_LOGOandFONT_BLACK.pngcropped-NCV_PNG_LOGOandFONT_BLACK.pngcropped-NCV_PNG_LOGOandFONT_BLACK.pngcropped-NCV_PNG_LOGOandFONT_BLACK.png
  • Accelerator
  • Perspectives
  • Event
  • Portfolio
  • Partner
  • Team
  • Contact
ニュースレター
✕
【2023年7月21日開催】北海道のシード起業家を支援するSAPPORO MEETUP開催
2023/07/24
【募集開始!!】コマースの未来を創るアクセラレーター第2期事前説明会
2023/07/25

2023年、小売業の7割が値上げへ

2023/07/25

1週間のコマース領域の注目ニュースとスタートアップを紹介します。

 

📰今週の注目ニュース📰

手のひら決済Amazon One、ホールフーズ全店導入へ

Amazonの手のひら認証による決済ソリューションAmazon Oneがホールフーズの500以上の店舗全てへ導入されることが発表されました。
Amazon Oneは、手のひらの静脈認証による本人確認と決済のソリューションとなっており、アルコール等の年齢確認も決済と同時に行うことができます。

Amazon Oneはオンライン上での事前登録後にホールフーズ店舗をはじめ、Amazon Oneが利用できる店舗で手のひらをスキャンすることで、登録できます。プライム会員向けの割引を自動適用できる等の機能も備えており、顔認証と並び次世代の認証・決済ソリューションとして注目を浴びています。
Amazonでは、スマートカートのAmazon Dash Cartsや無人コンビニAmazon Goで培ったウォークスルー型レジシステムJust Walk Outシステムのテストも進めており、リアル領域の決済プレイヤーとしての動きもウォッチしていきたいと考えています。

参考記事:https://www.retaildive.com/news/whole-foods-amazon-one-chainwide-palm-payment/688570/

 

Temuが独占禁止法でSheinを訴訟へ

中国のソーシャルコマース大手Pinduoduoの米国向けサービスTemuは、Sheinが衣料品メーカーに対して独占契約を締結させ、反トラスト法(独占禁止法)に抵触しているとして訴訟を起こしました。
両社は既に別件で係争中であり、Temuがインフルエンサーを用いてSheinに対する誹謗中傷を発信するネガティブキャンペーンを行ったとして、SheinがTemuを訴えています。

Sheinは、2017 年に米国参入以来、米国で最も人気のあるファストファッションブランドの地位を確立、評価額は約660億ドルで、H&MやZARAを上回っています。一方のTemuは、2022年に米国参入、米国で最もダウンロードされたアプリとなり、直近の月次GMVではSheinを追い越す実績となっており、両社の競争はますます激化すると考えられます。
両社はスーパーファストファッションとして急成長していますが、低価格勝負故の綻びも生まれてきています。Sheinは、劣悪な労働環境・条件に対する炎上やデザインの著作権侵害等の批判にさらされており、Pinduoduoは偽造品の販売を巡って、中国で訴訟を受けています。サステナブルと低価格をどのように両立していくか今後の活動に注目です。

参考記事:https://www.theinformation.com/briefings/temu-sues-fast-fashion-rival-shein-over-u-s-antitrust-law

 

2023年、小売業の7割が値上げへ

日本経済新聞社は、スーパーや専門店等の国内小売業の68.8%が23年度に商品を値上げすると回答したとの調査結果を発表しました。
ロシアのウクライナ侵攻による原油価格・原材料価格の高騰、FRBの金融引き締めを起因としたドル高による輸入コストの上昇等により、昨年から食料品・生活用品の値上げが進んでいます。一部の製品では価格引き下げの動きも出始めていますが、賃上げ圧力を背景とした人件費の上昇やエネルギー価格の上昇による値上げは、2023年下半期も継続していくと考えられます。

日本では、人口の減少に伴い、全国規模でのサービスをこれまで同様に提供していくことは、ますます難しくなっていくことが予想されます。日本の実質賃金は20年以上横ばいを続けており、値上げと共に、従業員に対する賃上げ・生産性向上によるコスト削減の両輪を回すことが、今後の経済維持〜成長において重要になると感じます。

参考記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC12D310S3A710C2000000/

 

 

🦄今週の注目スタートアップ🦄

all-in-oneクリエイターコマースPF「Komi」

all-in-oneクリエイターコマースPF「Komi」

設立年:2019年

国:英国

直近調達:12Mドル/23年7月/Series A/

累計調達金額:19Mドル

主要投資家:Elia Mssawir, Vicus Ventures, Laffitte Management Group, Antler, Live Nation Entertainment

会社HP:https://komi.io/home

事業概要(2023年7月 調達時点):
・all-in-one クリエイターコマースPF
・「Content Hub(各種リンクを集約するフロントページ)」から開始し「Commerce(shopify等のECサイトと連携したカート機能など)」、「Community(CRM、会員機能など)」をローンチ
・Lizzo、Usherなど総ファン数20億人超のクリエイターが利用
・22年末の調達からクリエイターの申込数は500%成長
・月$10で利用可能
・$1.2T(2025年)に成長するsocial commerce市場、$480B(2027年)に成長するcreator economy市場をターゲット
・Live NationやSony Musicより調達
・同週、クリエイター向けコーポレートカードのKaratも$70M調達

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/07/18/komi-rolls-out-to-the-public-with-new-creator-tools/

 

ブランド向けリコマース参入支援「Arrive Recommerce」

ブランド向けリコマース参入支援「Arrive Recommerce」

設立年:2017年

国:米国

直近調達:16Mドル/23年7月/Series A/

累計調達金額:25Mドル

主要投資家:Science, Alumni Ventures, Javelin Venture Partners, Cosmic Venture Partners, ANIMO Ventures

会社HP:https://thearriveplatform.com/

事業概要(2023年7月 調達時点):
・ブランド・小売向け自社サイト内リコマース支援
・使用済み返品商品、キズモノ商品、余剰在庫など、従来販売できなかった商品のオフィシャルサイト内での販売支援
・ストアフロント構築からオペレーション(在庫、修繕、配送など)まで代行。8週間で販売開始が可能
・ブランドのサステイナブル経営を支援。コストセンターをプロフィットセンターに変える取組。
・YETIやBURTONなどアパレル、アウトドアなどが中心顧客
・今回リコマースに注力する大手支援企業(Maersk、DHLなど)とのコンソーシアムも設立

調達ニュース:https://www.prnewswire.com/news-releases/arrive-recommerce-inc-raises-16m-in-series-a-funding-to-expand-its-platform-to-more-brands-and-3pls-301878755.html

 

自動車・建物の損傷AI画像診断「Tractable」

自動車・建物の損傷AI画像診断「Tractable」

設立年:2014年

国:英国

直近調達:65Mドル/23年7月/Series E/

累計調達金額:185Mドル

主要投資家:Insight Partners, Entrepreneur First, Plug and Play, Acequia Capital (AceCap), Zetta Venture Partners

会社HP:https://tractable.ai

事業概要(2023年7月 調達時点):
・自動車・建物の事故/損壊のAI画像診断
・保険会社と連携。申請者が故障した画像を送ると、AIが故障状況の査定、修理費用等の見積算定
・AIにより数分で査定・見積が完了。従来の10倍のスピード
・自動車から開始し昨年住居領域にも参入
・年間$7Bの見積を実施。YoY2倍の成長。
・損保ジャパン・東京海上など世界中の主要保険会社と連携

調達ニュース:https://techcrunch.com/2023/07/18/tractable-snaps-up-65m-led-by-softbank-for-car-and-property-damage-appraisals-using-ai/

 

 

 

起業アイディア・資金調達の相談ができるオフィスアワー開催中‼︎

New Commerce Venturesでは、起業アイディアのブラッシュアップや資金調達、オープンイノベーション等の相談ができるオンラインオフィスアワーを開催しています!1枠30分で以下フォームから予約可能です。まだアイディアが固まっていないというタイミングでもカジュアルにご相談ください!

大久保洸平(毎週木曜日10-13時)
https://calendar.app.google/hNRASRJB2PDGEhZJ7

松山馨太(毎週火曜日10-13時)
https://calendar.app.google/GnScPtUt2quTSLGp6

皆様のご相談お待ちしています!

 

▼コマース領域の各種レポート

New Commerce Venturesでは、コマース領域の注目企業やトレンド等のレポートを定期的に発行しています。

Commerce Market Trend 2022
2022年の海外・国内のコマース市場動向、資金調達・IPO・M&A動向、2023年の注目トレンドをまとめたレポート

Commerce Startup Funding 2022
2022年に資金調達したコマース領域の海外注目企業を紹介するレポート

 

 

【PR】国内唯一のWEB広告費用の後払い4分割サービス「AD YELL」
New Commerce Ventures(本メールマガジン)経由の導入であれば、初月手数料無料(上限30万円)!

■WEB広告費用の後払い4分割サービス「AD YELL(アドエール)」
スタートアップ/ベンチャー企業様・成長企業様でのご導入が多くなっており、正式ローンチから9ヶ月で広告費取引総額100億円を突破している注目サービスです。

■「AD YELL(アドエール)」ってどんなサービス?
Google・Facebook・Yahoo!・Instagram・TikTok等の主要なWEB運用型広告媒体や、アフィリエイト広告を対象に、広告費用の4回分割・後払いが可能になります。インハウスで広告出稿されている企業様、代理店様経由で広告出稿されている企業様、どちらも対応可能です!

■New Commerce Ventures(本メールマガジン)経由の特別優待内容!
「初月手数料無料(上限30万円)」
※商談時に「New Commerce Ventures」経由と担当者にお伝えください。

この機会に、ぜひ詳細をご覧ください。

詳細・お問い合わせはこちら↓↓
https://vankable.co.jp/lp/?utm_medium=ncv

Share
松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

Related posts

2023/09/26

Amazon、RFIDによるレジレス決済を発表


Read more
2023/09/19

TikTok Shopが米国で正式開始


Read more
2023/09/12

2023年小売業売上ランキング上位10社、ドラッグストアが躍進


Read more

ニュースレターに登録する

コマース領域の最新トレンドや海外スタートアップ情報、起業ノウハウをお届けするニュースレターを配信中

* indicates required





© 2023 New Commerce Ventures
    ニュースレター