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「チャレンジピッチ2026 ~NEXT SC~」登壇企業決定のお知らせ
2025/12/23
2026年のコマース領域の注目トレンドを紹介「Commerce Market Trend 2026」を公開
2026/01/05

コマース領域の注目スタートアップ事例集「Commerce Startup Funding 2025」公開~2025年を7つのトレンドで振り返る~

2025/12/31

コマース・リテール領域のインダストリーベンチャーキャピタル New Commerce Ventures株式会社は、2025年に注目を集めたコマース/リテール関連スタートアップ100社超を包括的にまとめた事例集 「Commerce Startup Funding 2025」 を公開しました。

本事例集は、日々多様化するコマース/リテール分野の新規事業やイノベーション創出を支援するために作成しており、2025年に資金調達・事業成長が目立った海外スタートアップを、複数のトレンドテーマに分類して整理しています。起業を目指す方や事業会社の事業開発・成長のヒントを求める方など、幅広い方々の一助となれば幸いです。

今年で4年目となる2025年版事例集では、AIの進化を背景に「AIが提案する」段階から「AIが実行する」段階へと移行が進み、決済・データ・運用・現場といった周辺基盤の重要性が一段と高まっています。加えて、EC運営の統合化、店舗の可視化、業界特化OS(Vertical OS)の浸透など、“実装と運用”を前提にしたプロダクトが増加しています。

本事例集は以下のフォームより無料でダウンロードしていただけます。ぜひコマース・リテール領域の最新動向を把握し、今後のビジネスにお役立てください。

■「Commerce Startup Funding 2025」ダウンロードURL
https://forms.gle/ru64fu3YmeUiRzHa8

ここからは、「Commerce Startup Funding 2025」の事例をもとに、2025年のコマース領域におけるスタートアップ動向を振り返ります。

はじめに

コマース/リテールの世界では、オンラインとオフラインの融合がさらに進み、ToC・ToBを問わずあらゆる領域でAI活用とデジタル化が加速しています。本記事では、2025年に注目を集めた海外スタートアップの事例をもとに、7つのトレンドに沿って全体像を整理します。なお、ここで紹介しきれない事例についてはレポート本編をご覧ください。

2025年の7つのカテゴリ
 #AIエージェント
 #toCプラットフォーム
 #D2C
 #マーケットプレイス
 #バーティカルPF(業界特化OS)
 #サプライチェーンDX(リテールテック)
 #サプライチェーンDX(EC・運営基盤)

1つ目はAIエージェントです。

2025年最大のテーマは、AIが分析や補助にとどまらず、業務や取引を自律的に完結させる方向へ進んだ点です。Physical IntelligenceやSkild AIはロボットをタスクごとに作り込むのではなく、汎用基盤モデルで多様な作業をこなすPhysical AIを掲げ、Foxgloveはロボット開発ログを統合管理する基盤でその実装を支えています。デジタル領域ではProfoundやEvertune、AthenaHQが生成AI検索時代のブランド露出(AEO・GEO)を可視化・最適化し、Payman AIやCatena Labs、SkyfireはAIが安全に決済を実行するためのガバナンスや決済基盤を構築しており、「AIが取引する時代」のインフラ競争が明確になりました。

2つ目はtoCプラットフォームです。

消費者向けでは、AIが情報過多を整理し、比較・検討・計画といった意思決定の負担を大きく減らすサービスが増えています。Phiaは新品・中古を横断した価格比較と将来価値推定で購買前の不安を下げ、You.comは引用付きAI検索によって調査や比較にかかる時間そのものを短縮しています。アパレル領域ではDojiやGensmo、Altaがアバター試着や持ち服ベースの提案で迷いを減らし、旅行領域ではWanderboat AIがチャットと地図UIを組み合わせて旅程作成の負荷を下げるなど、「選ぶ行為」そのものをAIが肩代わりする体験が一般化しつつあります。

3つ目はD2Cです。

2025年のD2Cは、ブランドの世界観だけでなく、拡張性と収益構造の設計がより重要になっています。SkimsやRhode SkinはSNS起点の需要創出に加え、小売展開やカテゴリ拡張でスケールし、ComfrtはUGC中心の獲得モデルで広告依存を下げながら成長しています。DavidやGrünsのような機能性食品は「日常の置き換え」を狙って流通を拡大し、EcoSoul Homeは価格を下げることでエコ商品の普及を加速させました。Blank Streetは小型店舗と自動化を前提に、店舗型D2Cのオペレーション構造そのものを再設計しています。

4つ目はマーケットプレイスです。

マーケットプレイスは単なる売買の場から、信用・保管・金融・即時流動性までを含む統合モデルへ進化しています。Pickleは洋服の即日レンタルという時間価値で供給を回し、XPはAll-in Pricingと即時買取によってチケット流通の価格不透明性を解消しました。AltやCourtyardは保管・鑑定・価格指標を統合し、高額コレクティブルの取引摩擦を低減しています。またGigaStarのように、YouTube収益を分配・投資可能にするなど、取引可能な対象そのものを拡張する動きも見られます。

5つ目はバーティカルPF(業界特化OS)です。

業界特化型のOSは、AIと実務データを組み合わせることで強い競争力を持ち始めています。KeychainはCPGブランドと工場のマッチングをオンライン化し、Plyは職人向けに在庫・発注を現場起点で最適化しています。Folioはホテルの調達から決済までを統合し、Amplioは製造業の余剰資産をAIで査定・流動化するなど、縦割りでDXが遅れていた領域ほど「統合+自動化」が強く刺さるのが2025年の特徴です。

6つ目はサプライチェーンDX(リテールテック関連)です。

店舗現場では人手不足を背景に、低コストかつ高頻度で棚・在庫・販促を可視化する手法が広がっています。Augmodoは従業員装着型デバイスで棚情報を取得し、Hetal Retailは消費者参加型の棚チェックでコストを下げました。Subtotalは小売会員ID連携で購買データをブランド側が即時活用できるようにし、Glimpseは請求控除(deduction)の回収までをAIと実務代行で完結させています。さらにXpandやHyphenなど、物理オペレーションそのものを自動化する取り組みも現実段階に入りました。

7つ目はサプライチェーンDX(EC・運営基盤)です。

EC領域ではツール乱立による複雑化を背景に、統合・置換・自律運用が進みました。ExtuitiveやMoonshot AIは広告やCVR改善をAIが自律的に実行し、SalsifyやLogicbrokerは商品データやB2B連携の基盤を整備しています。ChargeflowやSardineは不正や収益漏れへの対策を自動化し、Shop Circle、Swap、Cart.comはEC運営全体をOSとして置き換えにいっています。物流面でもHIVEDやPrettyDamnQuickが配送体験や例外処理の最適化を進めています。

おわりに

本ブログでは各社の紹介も短く、また、すべての事例を紹介しきれていないため、詳細は「Commerce Startup Funding 2025」をダウンロードいただければと思います。2026年もコマース・リテール領域の未来創造に向け積極的に出資してまいります!事例集を中心に起業アイディアの壁打ち等歓迎ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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大久保洸平
大久保洸平
一般社団法人日本オムニチャネル協会監事。 東京工業大学大学院(技術経営専攻)卒業後、ヤフー株式会社に入社。Yahoo!ショッピングにて、出店企業へのコンサル営業、サービスEC事業立上げ、広告企画の業務に従事。またCSO(Chief Strategy Officer)室にて調査業務も担当。2017年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画。コマース領域を中心としたスタートアップ支援に注力。2022年にNew Commerce Venturesを設立。

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