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実用化が進むAmazonのAI機能(ビッグテック各社の2024Q3決算)

2024/11/06

2024年のビッグテック各社2024年7-9月期決算が発表されました。今回は各社の決算概況とAmazonの動向についてまとめてみます。

ビッグテック5社(Apple、Microsoft、Alphabet、Meta、Amazon)の前年同期から売上高成長率はAppleを除き、各社2桁台の成長を遂げています。最終益についてもAppleのみ前年同期を下回りましたが、各社が2桁以上の成長を遂げる結果となっています。

 

Apple

2024年7ー9月期の売上高は約949億ドル(前年同期比106%)、最終益は約147億ドルとなっています。
サービス収入は成長スピードを維持し、順調に成長していますが、9月に販売されたiPhone16の販売は期待を下回りiPhone・Macの売上はやや微減、iPad・その他デバイスの売上は大きく減少し、全体としては昨対比106%での着地となっています。

Microsoft

2024年7ー9月期の売上高は約655億ドル(前年同期比116%)、最終益は約246億ドルとなっています。Azure OpenAIの導入企業が急増、クラウドソリューションの売上高は前年比120%強の成長を遂げています。

Alphabet

2024年7ー9月期の売上高は約882億ドル(前年同期比115%)、最終益は約263億ドルとなっています。アドネットワーク収入は前年同期比98%と停滞していますが、YouTubeの成長維持とクラウドソリューションの急成長により、前年同期比115%を持続しています。

Meta

2024年7ー9月期の売上高は約405億ドル(前年同期比119%)、最終益は約156億ドルとなっています。

Oculusをはじめとするリアリティラボ事業は前年同期比128%の結果ではあるもののMeta Quest 3の発売以降、売上は鈍化しており、10月に発売されたMeta Quest 3Sの売れ行きに期待です。一方で、広告事業は前年同期比118%と全体の成長を牽引しています。

Amazon

2024年7ー9月期の売上高は約1,588億ドル(前年同期比111%)、最終益は約153億ドルとなっています。

一部店舗の撤退を進めている実店舗ビジネスを除き、自社販売、3rdパーティー販売、広告、AWSの全事業が成長を続けており、特にAWSは各種AI機能の追い風もあり、前年同期比119%の成長を遂げています。AWSは利益の急増にも貢献しており、最終益は前年同期比156%を記録しています。

10月上旬には次世代型倉庫の発表もあり、大型自動倉庫と配送ネットワークにの構築により、さらなるコスト削減を目指していくようです。

 

今回の発表では以下のような生成AI周りの取り組みも紹介されています。

Rufus

「登山に必要なものは?」や「父の日に最適なプレゼントは?」等の質問を回答してくれるAIショッピングアシスタントです。会話ベースでおすすめの商品の発見や比較検討することができ、現在は米国やインド、ヨーロッパの一部の国で展開をしています。

 

AIショッピングガイド

製品カタログやカスタマーレビュー等の情報を基に商品の特徴やスペック、類似商品等の情報をまとめて表示、製品の購入をサポートする機能です。
利用シーンやスペックに応じて商品を選択することができ、これまでの商品検討時間を削減する取り組みとなっています。

 

Project Amelia

販売者向けの生成AIベースのアシスタントとなっており、売上状況のレポートや売上増加のための施策提案、トラブルの調査や対処方法等をチャットベースで回答してくれるツールとなっています。

その他にも広告主向けに画像や動画を簡単に生成できるAIクリエイティブスタジオやAWSの各種AI機能など生成AIの活用が本格化してきています。このような技術を応用したコマース領域×生成AIでチャレンジする起業家の方がいらっしゃれば、是非お話しさせてください。

▼DMはこちらまで
https://twitter.com/KTMY0507

 

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松山馨太
松山馨太
ヤフー株式会社入社後、広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として営業企画や放送局との事業開発等に従事。その後、地域課題の解決を目的として起業。 2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力。 2022年より小売・流通をDX・SXするスタートアップを支援するNew Commerce Venturesを設立。

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