【採択企業インタビュー】新しい物流の仕組みを提案するcomvey

New Commerce Venturesでは、コマースの未来を創る起業家を支援するアクセラレータープログラムを開催しています。（現在第2期募集中）

今回は第1期プログラムの採択企業であり、段ボールに代わる新しい物流の仕組みを提案する株式会社comvey代表取締役の梶田伸吾さんにアクセラレータープログラムへ参加した経緯や感想をお聞きしました。

– comveyの事業内容を教えてください。

アパレル系EC事業者に対して、繰り返し使うエコな梱包材「シェアバッグ®︎」と、それを運用するオペレーションシステムの開発・提供をしています。

ECの普及によって現在、年間150万トンもの梱包ゴミが発生しており、それらを回収・焼却する際に生じるCO2が問題となっていますが、EC事業者にとってはこれを解決する手段がほとんどないのが現状です。

弊社のサービスを導入することで、EC事業者は、配送時の脱炭素化を推進できるだけでなく、消費者の梱包ストレス軽減、リピート購入・ロイヤリティの向上、梱包作業の効率化を実現することができます。

※comveyにご興味あるEC事業者の方はこちらよりお問い合わせください！
https://comvey.jp/pages/contact

– なぜアクセラレータープログラムに参加したのですか？

応募時は、弊社のメインプロダクトであるバッグとシステムの2つはほぼ完成しており、ローンチ時にご導入頂くEC事業者様も決まっている状況でした。

しかしながら、サービスローンチ後にどのように価値検証を進めていくべきか、どのような事業計画を立てて進めていくべきか、などについては自信が持てずにいました。また、価値検証やサービス拡大を進めていくために必要な資金も確保する必要がありました。

そのため、資金に加え、事業立ち上げから成長までを徹底支援して頂ける本プログラムは、当時の弊社にとってまさに理想的なプログラムでした。

– プログラムで役立った点はありますか？

松山さん・大久保さんとの週次メンタリングやゲストメンターの方々との壁打ちを通して事業の解像度を上げることができただけでなく、先輩経営者とのディスカッションを通じて経営者としての視座を高めることができました。プログラム中にお世話になったメンターの方々には、今でもご相談の機会を頂いており、お力添え頂いております。

また、同期として切磋琢磨した採択企業の皆さんからも多くの刺激を受け、かけがえのない絆が生まれました。

– プログラムの参加前後でどのような変化がありましたか？

「仮説を立てて検証し、行動に移していく」というPDCAサイクルを、チーム内でより高速に・より正確に回せるようになったと感じています。

本プログラムでは、メンター陣や先輩経営者・同期採択企業の方々から、本当にたくさんのフィードバックを頂くことができました。

自分たちだけで事業のことを考えていると、どうしても偏った考えに寄ってしまったり考慮すべき点が抜け落ちてしまったりしますが、外部の人にアイディアを共有しフィードバックをもらいすぐに改善していくという行動指針は、事業を着実かつスピーディに進めていく上で欠かせないことであると、改めて認識しました。

– 最後に今後採択される起業家に対してメッセージをお願いします。

本プログラムは、積極的に活用すればするほどメリットを得られるプログラムだと思います。

そして、プログラムを通して得ることのできた考え方やメンター陣・先輩経営者・採択企業とのネットワークは、一生ものです。ぜひ積極的にご活用されることを願っております。

New Commerce Venturesでは、現在アクセラレータープログラムの第2期参加企業を募集しています。第2期プログラムでは、前回プログラムに続き、5つのコンテンツを通じて未来のコマースを創る起業家を支援します。

日本を代表するようなコマース企業の創出を目指す皆様のご応募お待ちしています！